なんてホストかNO1キャバ嬢みたいなことを思っていたら、まさかの浅草ビューホテルの5周年記念でドンペリ飲み放題というメニューがありました。
これは行くしかない!
ということで行ってきましたよ。
浅草ビューホテルのシノワ唐紅花でドンペリを飲み放題してきた
オープン5周年記念 シェフ&シェフ ~ドン・ペリニヨン スペシャルコース~
会 場/浅草ビューホテル27階 THE DINING シノワ唐紅花&鉄板フレンチ蒔絵
料 金/スペシャルコース、90分間飲み放題付き
ランチ お一人様17,600円(サービス料込・税別)ディナー お一人様28,600円(サービス料込・税別)
という夢のような企画があったので早速予約。
いやあ~、ずっとドンペリって浴びるほど飲んでみたかったんですよ。なんかシャンパンのドンといった感じで、やたら派手で高いイメージがありますね。
車で言ったらベンツ
女優で言ったら沢尻エリカ
俳優で言ったらディーンフジオカ
ちょっと違うかなー?
何考えてるのかちょっとわからないけど、知りたいみたいな。
過去に一度だけパーティーで少し飲んだだけだったけど、ドンペリ様というだけで
「こりゃ旨い」
って感じだったから実際はどうおいしかったのか全く覚えてない。
町でたまたま見かけた芸能人がさっと通り過ぎるのをみて芸能人といったら
「やっぱ顔小さいよな~」って思うのと似てるような感じ。
まあ浴びるほど飲んだらさすがに味もわかるだろうと。
おディーンさまとも一晩飲み明かしたらさすがにどんな人かわかるだろうなって感じで。
というわけでいざっ!
ドンペリ様を入れるクーラーはやはり光っているんですね。
ここはホストクラブですか?
本物のドンペリだっ!
しかも90分間はドンペリ三昧。(どうでもいいけど私なんでこの日アラジンのジーニーみたいな腕輪してんだ?)
よしっ!飲むぞ
ちなみにビューホテルのシノワからはスカイツリーが見えます。
残念ながら席はお店の中央で窓際ではなかった。
ビューホテルのシノワでは窓際の席のほうがいいので、予約時に窓際希望といいましょう。
じっくりと飲むドンペリのお味は、、、辛口のドライなシャンパンです。すっきりとしていて、どんな料理とも会う食中酒でもオッケーな感じですね。
飲んだ瞬間「ドンッ」とドライ感がくる感じ。
個人的にはシャンパンはもう少しフルーティーな華やかな味わいが好きかも。
本日のコースのメニューはこんな感じ。
ドンペリがメインだからお料理は少ないよね。
コースの前菜の盛り合わせがきました。
美しい( *´艸`)この前菜の感じはシノワでよく出される前菜と同じですね。
2人でドンペリを40分で2本。いい調子っ
お店側もしっかりとコース料理以外のメニューも用紙してきて、北京ダックとかありますよ~と。
ドンペリ飲んでいるから言われたら頼むでしょうよ。
「北京ダック持ってきちゃって~」ってドンペリの魔法がもはやかかってます。
とは言いつつも。。。
北京ダックって思わず頼んでしまうけど、実はそれほど好きではない(/・ω・)/
この目の前で調理してくれる感じをみるのが好きなだけで、実際のところこれって美味しいのかな?って思ってしまうくらい。
つけられるソースの味がやたら強いから、どこが北京ダックの味わいなのか?基本どこでいただいても同じ感じになってしまうんですよね。
ビューホテルでいただいた北京ダックも、町中華でいただく安い北京ダックもそれほど変わらない気がしてます。
「みんな北京ダックって本当においしいと思ってるの?」って聞きたい。
だってさあ、作ってくれるのはいいけど甘辛ソースをたっぷりしのばせてあるから、ソースの味しかしないよ~、って思うのは私だけ?
とか、北京ダックって何度食べても美味しいと思ったことないとかブーブーいいつつも
まだまだ飲めます。
主人と1人2本はマストね、なんて言いながら。。
チーズの盛り合わせはオプションで頼みました。
チーズはウエットタイプがシャンパンにはよく合います。
90分で何本飲めるのか?なんて言いながら酒豪夫婦は飲みまくったけど、2本すぎたあたりからまさかの少し私の具合が悪くなってくるという。
言い訳をするとシャンパン2本くらいは一人でも全然平気でいけるし、なんでもないんだけど、この日は朝から調子が悪かったのです。
ちょっとおかしいな
とは思ってたんですけど、まさか病気なんてほとんどしない私が、今日に限ってお酒飲んで具合が悪くなるってなんなの?!
ドンペリを3本並べて喜んでいるのもつかの間。。
トイレにゴー!
本当にこの日ほど自己嫌悪に陥ったことはない。(-“-)
目の前にはいくらでも飲んでいいドンペリが転がっているのに、まさか私がこんなことになるとは。。。
ドンペリをおよそ一人で1本半は飲んだかな。
それを見事に1時間後全て流してきました。ジャーーーっ
残ったのはやたらにひどい具合の悪さだけ(◞‸◟)チーン
まだ30分ほど残っているのに、デザートもあるのに、
「もういいです」
と逃げるようにして帰ってきました。さすがの店員さんも
「もういいんですか?」って、びっくりまなこ。
主人に遺言のように
「せめてあなただけでも30分間一人でもう1本あけてきてください」
と今生の別れのように告げるも、さすがにそれはできないと言われ2人でのそのそと退散。
なんと勿体ない!!!
でも、浴びるほどドンペリ飲んでドンペリで悪酔いするなんて、心外だけどNO1キャバ嬢のような気分は味わえたのかな?(いらんわっ)
ただ、私にはあまりいい記憶には残らなかった今回のランチですが、こちらのレストランのお料理はおいしくって好きです。
昔はシノワのランチでも2000円くらいでいただけるものがあったのに、いまみたら平日のランチでも4000円からと少しお高くなっているようですね。
でお、お料理もいいですし景色や従業員の感じもとてもいいので、ちょっと気取ったランチなどに行かれるのもおすすめです。
ビューホテルのレストランの中で個人的にシノワが一番好きですね。
ドンペリってなに?
ところでドンペリってどうしてやたら高級なイメージがあるのでしょうか?
実際飲んでみたところクリュッグのほうが私にとっては100倍美味しいと思うんですけど。あの華やかな香りがドンペリには感じられない。
あとはシャンパンじゃないけどスパークリングで安価で美味しいと思うのは、「甲州の酵母の泡」。これはストックはきらさないくらい大好きなスパークリング。
ドンペリのようなドンっとくるドライ感はないけど、さわやかで優しくって少し華やかな香りがして大好きですね。
正直、ドンペリよりも甲州のほうが好きです( *´艸`)
ではドンペリってなんでこんなにやたらもてはやされているんだろうか?ということで調べてみたら、ドンペリって個性がないシャンパンなんだそうです。
確かに個性がない(・o・)
確かに口に含んだときはすっきりとしたドライな味わいはいいものだなと感じるけど、また飲みたいか?といったら別にいいって感じ。
個性がないのは万人ウケするということらしく、宮中晩さん会などの最初の乾杯は必ずドンペリなんだとか。
ドンペリのイメージは沢尻エリカ様だと思ってたら、石原さとみのような感じかもね。
「別に。。」とつんとされるよりも、隣で優しく笑ってくれる石原さとみのような感じがいいのかな。
あとは、クラブなどのナイトマーケットではシャンパンは華やかだし、なにより1本をすぐに飲めてしまうから販売するのにちょうどいいそうです。
ブランデーなどは飲み切るのに時間がかかるけど、シャンパンはポンっとあけてすぐに飲み切ってしまえて単価が高いので、夜の商売にはもってこいだったようで、シャンパンを高級なイメージに持ち上げて行ったそうです。
そんなシャンパンをドンペリ=高級なイメージにもっていったのが、ドンペリの会社のモエ・エ・シャンドンです。
F1レースの公式スポンサーとなって、優勝者を祝うシャンパン・ファイトでは、超大型ボトルのコルクを抜いて、シャンパンをかけあうといったものがテレビで流れてそこから有名になっていたようです。
まあ、シャンパンの中でブランドを確立させたプロモーションが上手だったというわけですね。
そこにイメージに群がるナイトマーケットの力が合って、そこに翻弄される大衆。(わたしたち)
ドンペリは普通に美味しいけど、あの価格を出して家で飲みたいというようなシャンパンではないことはわかりました。
というか、ドンペリにはやけにトラウマができてしまったので、多分もう飲むことはないとは思うけど。
ということで本日もおいしゅうございました。
浅草ビューホテルのシノワ
折角なら窓際の席などと言って予約されてからの方がいいですよ。
ちなみにドンペリ飲み放題はいまはやっていないようです。
ランチ 11:30~15:00
(ラストオーダー14:00)
ディナー 17:30~21:30
(ラストオーダー20:30)