ということで行ってきました。鮨なかがわ。
ちなみに寿司と鮨の違いって知ってますか?なかがわさんは鮨のほうですね。
簡単に言うと鮨は魚などのすしのことで、寿司はいなりやきゅうりなどの魚ではないものをさすような意味があるとか。高級なお鮨屋さんって鮨の方が多いですよね。
雑学はさておき、スカイツリーが見える錦糸町と押上の真ん中あたりに位置する、小さなお寿司やさん。
コースは1人15000円のみでしかやっていなく、カウンター席が6席だけで予約もなかなかとりずらいお寿司屋さんは、行きつけの鮨屋さんになるのか?行ってきました。
錦糸町にある鮨なかがわ
グルメ通の友人から「錦糸町に美味しいお寿司屋さんがあるよ」とは聞いていて、ずっと気になっていたんですよね。
近場の廻らない行きつけのお寿司やさんが大将が病気になってしまって、閉めてしまったのでどこかいいところないか探していたところ。
近所に行きつけの寿司やさんになってくれたらうれしい。
よくある個人でやっている小さなお鮨屋さんといった感じです。
こちら、基本予約制で1日に6時~と8時~の2回と決まっています。
最初、行きたいと思っていた日は予約がいっぱいで取れなかったので、期待値も高まります。
このことについては当日「予約が取りずらいですよね」と聞くと、「そうでもないですよ、たまたまです」とのことでした。
予約時間になって中に入ると、まだ前のお客さんが食事中とのことで少しお待ちください、とのことで外で10分ほど待たされる。寒かった~~
まあ6席しかないからね。
中に入っても、まさに地元にある個人でやっているというお鮨やさんといった感じ。ご高齢のお母さんと板前さんの2人で切り盛りしているお店のようです。
腰の低いお母さんが席に案内してくれました。
ネタケースが目の前に!これはテンションがあがります。
うにのいちご煮
ウニの香りとアワビの風味が口いっぱいに広がります。
以下、順不同とすべてのお鮨の写真を撮ったわけではありませんのであしからず。
(途中酔っぱらってきて、写真撮り忘れていたところも多く。。)
ひらめのお刺身
新鮮な食感でした。
鰹や赤身系です。
脂身の少なくさっぱりといただけました。
ガリがこのような形ででてきました。
コロコロとサイコロ状になったガリは歯ごたえがあって、これはまた一味違って美味しいですね。
昔銀座の久兵衛でいただいたガリの酸っぱさを少し思い出しました。
久兵衛のガリは砂糖を使わない戦前のスタイルを貫いていて、甘酢のガリに慣れている人にとってはおもむろに食べてしまうとむせてしまうんですよね。
久兵衛ほどではないけど、ちょっと酸っぱさと歯ごたえのある生姜の感じが箸休めにちょうどよかったです。
こちらはこちらの名物?の毛蟹ご飯。
毛ガニを自分で食べるのは大変だけど、いいところだけをまとめてご飯に包んでもらった至極の一品といった感じ。
あわびもやわらかかったなあ~
いい仕事してますね~、といった感じのお鮨が続きます。
このイワシは美味しかったですね~。
まさに新鮮なイワシで、今まで食べたイワシの中で一番で思わずおかわりしました。
おっ!まぐろの登場ーー
見た目通りの一番いいところの中トロといった感じで、口に入れた途端脂がとろけて、日本酒がすすむすすむ。
お鮨は丁寧な仕事がされているといった感じで、一つ一つに手が込んでいました。
ただ、酒好きにとってはお酒のメニューがないことと、酒類が少ないことが不満でした。というのもこちらの大将は呑めない体質らしく、お酒の事はよくわかっていないと話していましたよ。
メニューもないし、お酒の品数の少ないし、こちらの好みを言ってもわかってない感じで提供されるといった感じでした。
とはいっても、お酒はわかっている酒屋から仕入れているらしくどれも美味しかったんですが、値段がわからないのもちょっと不安ではありましたね。
2人でビールとお酒5合くらい飲んだかな?
会計は45000円でした。
お鮨は丁寧な仕事をされていてどれも美味しかったです。ただ、このくらいのお値段出すならもう少しゆったりできる空間がある場でもいいのかなと思いました。
あとね
ひとつ気になったことは、、、6席しかないので隣に座っていたご夫婦とも次第に話すようになって、おしゃべりに夢中になっていたら、提供されていたお鮨を捨てられたんですよね。
確かにお鮨はだされたらすぐに食べないといけないのはわかるんですけど、職人気質もわかるんですけどね。
捨てるなら一言いってほしいし、やはり食べている目の前で、出されていたお鮨をサッと捨てられる様子は気持ちいいものではないです。
食べるタイミングくらいこちらで決めさせてほしいなとは思います。
本日もおいしゅうございました。